メキシコのカンクンで国際気候変動会議の交渉に参加している中国代表団の黄恵康副団長は11月30日、先進国が政治的な智恵を出し、交渉の成功を促すよう呼びかけました。
黄恵康副団長は、「国際気候変動交渉が予想の目標に達することができるかどうかはまず、先進国が政治的に望むかどうかによる。道義的にも、歴史的責任からも、また『国連気候変動枠組条約』と『京都議定書』に基づいても、先進国には率先して排出削減をする義務がある。先進国の指導者は全人類の利益と人類社会の長期的な発展を深く考慮して決断を下すべきだ」と述べました。
また黄恵康副団長は、「カンクン会議が開幕した29日の状況から見て、全体の雰囲気は穏やかだが、非常に積極的である。中国は交渉の中で積極的、建設的な役割を果たしており、カンクン会議で実質的な進展を収め、国際気候変動の交渉で法的効果のある一連の協定を達成できるよう希望する」と述べました。(翻訳:玉華)
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