国家原子エネルギー機関の責任者呂暁明氏は16日、「中国は、原子力発電を発展させるため、さまざまなルートを通じて、ウラン資源を獲得している」と述べました。
中国では、ここ数年、環境保全や持続可能な発展を実現させるため、原子力発電によるエネルギー構造の調整を速めてきました。統計によりますと、今年9月末までに、中国での原発ユニットの総出力は2800万キロワットに達しました。
呂暁明氏は、「中国は安全で安定した、かつ経済的な原子力発電所の発展目標を打ち立てた。国内のウラン資源開発での潜在力は大きく、中長期の発電需要を満たすことができる。また、海外への投資や海外との協力に積極的に参加し、国際貿易を行っていく」と述べました。
これに先立って、国家エネルギー局は「今後は、年にいくつかの原子力発電設備がビジネス操業に入り、4000万キロワットというの発電目標を4-5年繰り上げて達成する」としています。(翻訳:董燕華)
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