中国の王群特命全権軍縮大使は7日、国連総会で「各国は共に努力し、核軍縮・核不拡散を推進するよう」呼びかけました。

　王群軍縮大使は、「核兵器を持った国は、永遠に核を保有しないこと、核兵器の先制使用を放棄すること、無条件で核兵器を持たない国と地域に対し、核兵器を使用し、威嚇しないことなどを明らかにし、そしてこれに関連する関係国際法的文書に調印すべきである。また、包括的核実験禁止条約の（CTBT）の効力発生を早く実現するよう、国際社会が努力を続けるべきである」と述べた上で、「最大の核保有国である米ロ両国は、核軍備削減に特殊な責任を持つことから、核兵器の保有量を大幅に削減し、全面的かつ徹底的に核軍縮を行うために条件を作るべきだ」と強調しました。（万、国清）