中国チベット自治区のシガツェ地区康馬県にある千年の古寺、乃寧寺の修復工事が29日始まりました。

　今回、政府が845万元を投資して、乃寧寺の本殿や寺院の塀、烏孜殿などを1年にわたって修復します。

　乃寧寺の修復工事はチベットの「第11次5ヵ年計画」における重点文化財保護プロジェクトの一つです。重点文化財保護プロジェクトの投資総額は5億7000万元で、中には大昭寺（ジョカン寺）、小昭寺（ラモチェ寺）、哲蚌寺（デプン寺）、色拉寺（セラ寺）、扎什倫布寺（タシルンポ寺）、江孜宗山（ギャンツェゾン）抗英遺跡、夏魯寺（シャル寺）、昌珠寺（タントク寺）、桑耶寺（サムイェ寺）、古格（グゲ）王国遺跡、ラサの関帝廟などの22カ所が含まれるということです。（翻訳：玉華　チェック：大野）