胡錦涛国家主席は14日午後北京で、世界銀行のロバート・ゼーリック総裁と会談しました。

　会談の際、胡錦涛国家主席は、「中国は一貫して、世界銀行が世界の貧困撲滅と発展事業に果す役割を重視し、中国と世界銀行との協力の成果を高く評価している。今後も互恵協力の下で、世界銀行と共に国際経済情勢の発展と変化に応じて、中国経済の発展戦略に基づいて世界銀行との協力を拡大していく。また、引き続き世界銀行の資金、知識、技術、国際経験を利用して対外開放を進め、中国の経済社会の全面的かつ持続可能な発展を促していく。さらに、世界銀行を含む国際社会と共に、マクロ経済政策の対話と協調を進め、公平、公正、寛容、秩序のある新しい国際経済秩序の構築を共に図り、世界経済の有力的かつ持続的な均衡成長を進めていく」と語りました。

　これに対し、ゼーリック総裁は中国の改革開放30年来の成果を高く評価し、「世界銀行は引き続き中国との貸付と知識協力を進め、中国の経済発展や民生問題の改善を進めていく」と語りました。（09／14　翻訳者：Lin　チェッカー：大野）