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「中国青年作家会議2010」北京で開催

2010-09-02 20:56:59     cri    


記者会見の様子

 中日の青年作家の交流を目的とした「中日青年作家会議2010」の記者会見が2日、中国社会科学院で行われました。この会議は中国社会科学院外国文学研究所と国際協力局の共催で、中日の学者や作家を招いて行われます。今回、参加するのは同研究所の陳衆議、許金龍研究員を始め、北京大学、清華大学、日本法政大学の学者、中国青年作家で茅盾文学賞受賞者の麦家や魏微、李浩、張悦然、日本青年作家の中村文則や綿矢梨紗、青山七恵、山崎ナオコーラなどです。(敬称略)

 
日本法政大学の川村湊教授       中国青年作家代表団の麦家団長

 今回の会議は「中日女性作家学術シンポジウム(2001年)」、「中日青年作家対話会(2006年)」に続く、フェース・ツウ・フェースの交流活動です。芥川賞や大江健三郎文学賞の受賞者で日本代表団の団長の中村文則氏は、2006年の対話会での経験をふまえ、「前回、中国の青年作家といろいろと交流して、貴重な体験や充実した収穫を得た。再び中国で中日青年作家と交流でき、大変嬉しいと思う。今回も沢山収穫して、作家としてより良い作品を書けるよう頑張りたいと思う」と話しました。  


日本青年作家代表団の中村文則団長

 「中日青年作家会議2010」は2日から5日にかけて、北京国際飯店で行われる予定です。両国の青年作家は「グローバル化の中の文学」や「越境文学」をテーマとして、自身の創作体験に基づき、創作中の苦悩、楽しさなどについて語り合います。(取材、撮影:陳博)  
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