朝鮮のク・ボンテ貿易次官は2日、第4回北東アジア経済貿易協力ハイレベル・フォーラムに出席し、「朝鮮はすでにラソン市を経済貿易特別区に指定し、これを世界的な加工貿易区に建設していく長期的な計画を立てた」と発表しました。
ラソン市は朝鮮の東北部にあり、中国やロシアと接しています。別の報道によりますと、今年の初め、朝鮮はラソンを特別市(直轄市)に格上げし、ケソン(開城)とピョンヤン(平壌)につぐ朝鮮の第3の特別市にしており、ここは中国やロシアと隣接する唯一の特別市となりました。
ク・ボンテ次官は今回のハイレベルフォーラムの席上「朝鮮は生産、建設、社会発展など面でこれまでにない大革新と大飛躍を目指しており、ラソン特別区の開発を積極的に進めている。朝鮮はラソン経済貿易特別区を世界的な加工貿易区と中継貿易区にしていく」と述べた上で、北東アジアの国々が相互信頼と協力を一段と強化するよう呼びかけました。そして「朝鮮は自主、平和、親善という対外政策の理念に従って、北東アジアの国々との協力関係の拡大に努めていく」と述べました。(翻訳:董燕華)
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