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北京市、第6回国勢調査を開始

2010-08-20 17:37:55     cri    























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 第6回国勢調査が11月にスタートしますが、それに先立ち、全国各省で準備作業が行われています。北京市では、8月15日から9月15日までの1ヶ月間、10万人の国勢調査員が訪問調査を行います。

 先日、東城区に住む陳秋芝さんの家に2人の国勢調査員がやってきました。二人は「国勢調査」の字が書かれた白いT-シャツを着て、証明書を持っていました。

 2回にわたって行われます。今回は1回目で、居住人口の基本情報の把握と登録情報の誤りを見つけ、戸籍情報を正しく訂正することが目的です。

 また、国際慣例によりますと、中国に半年以上住んでいる外国人も対象になります。そのため、北京に滞在する外国人や香港、マカオ、台湾の住民は所在地で居住登録する必要があります。北京市統計局の蘇輝局長はこのように話しています。「流動人口は比較的多い。訪問調査や外国人の登録状況を見て、現在北京に居住する人々の実態を把握しておきたい」

 外国人に国勢調査の状況を分かりやすく説明するため、北京市は対象者宛てに通知を作成し、それを英語、フランス語、日本語、ドイツ語、ロシア語に翻訳しています。北京市東城区国勢調査責任者の孫書振さんはこのように紹介しています。「大学や外国語学校の学生を臨時に雇用した。彼らは外国人対応の調査員として働く。これまでのテスト地区の情況を見ると、多くの外国人が積極的に協力してくれている。」

 調査対象者の情報を守るため、調査員には守るべき規則があります。調査員は調査の前に、身分証明書と『守秘承諾書』を見せ、調査終了後は、自分の名前を記入した承諾書を相手に渡します。北京市公安局第6回国勢調査戸籍整理事務室の史崇欣さんは、「調査員は厳格に個人情報を守る。安心してほしい」と約束し、「北京市各派出所の戸籍担当警察が国勢調査機構の責任者とともに、家庭を訪問し調査を行う。市民たちには、ぜひ理解し、協力してもらいたい。プライベートな情報は絶対に漏らさない」と語りました。

 北京市の戸籍整理と事前調査は、9月15日まで続きます。11月1日から、北京市は、ほかの省と直轄市と共に、2回目の家庭訪問を開始します。調査は、ここ10年間の中国人口の構成や、住宅などの変化を表し、経済や社会発展のマクロ政策の制定に科学的な根拠を提供します。

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