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国連気候変動作業部会、ドイツで開催

2010-08-04 16:03:27     cri    























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 国連の今年3回目の気候変動作業部会は、8月2日ドイツのボンで開幕しました。会議は6日までの予定で、190の国の4500人が会議に出席し、年末にメキシコのカンクンで開かれる国連気候変動枠組み条約第16回会議の協議を行います。

 作業部会開始に際しての記者会見で、『国連気候変動枠組み条約』事務局のフィグラス事務局長は、「会談を通して、先進国の排出削減指標、発展途上国への援助、早急な資金の手当て、審査システム、法律協議の5つの面で進展を遂げたい」と期待を語りました。

 フィグラス事務局長は、現在の要務は排出削減の目標を実行することだとの認識を示しました。現在、全ての工業国は2020年までに排出量を削減すると公約し、38の発展途上国は排出を抑える計画を出しました。これらの公約は世界的な条約の形で確定されるべきです。その次に、各国は、いかに発展途上国を援助するかについて一致すべきです。更に、工業国は、資金援助を実行すべきです。最後に、各国政府は、透明かつ責任ある形で、気候変動に関する協議を評価し、審査すべきですが、これが、最も難航している項目です。各国政府は、拘束力のある方式で、排出削減の目標を確認してから、どのような方式で進めていくのか決めるべきだとの意見を出しました。

 今年の2回の作業部会を通じて、本会議参加者は、互いの信頼を作りつつあります。しかし、カンクン大会の前に共通認識に達するのは難しそうです。6月の2回目の会談のあと、特別行動チームが起草した文書は、発展途上国からの反発を招きました。先進国の意志を過大に取り入れ、発展途上国の立場が無視されたとの意見があります。今回の作業部会に向け、新しい文書が準備されましたが、どの程度の調整ができたのか、疑問視されています。

 年末のカンクン大会まで、後四ヶ月もありません。各国は、『京都議定書』の存続、先進諸国の排出削減の目標などの重要な問題に関してまだ意見の相違が存在しています。中国外務省気候変動特別代表の黄恵康さんは、「会議が正しい方向に進むためには、先進国の歴史的な責任、法律的な責任、モラルの責任を考えなければならない。これまでの200年の工業化の過程で、先進国は、非科学的な生産方式と生活のスタイルで、大量の二酸化炭素を出した。この歴史的な責任は、明確だ。現在、一番大事なのは、先進国が先に排出量を大幅に削減することだ。今の目標は、2020年までに1990年より40%削減するということだが、この目標に達しないと、国際社会からの期待に答えることはできない」と語りました。

 カンクン大会を前に、国連は10月に、中国の天津市で今年4回目の作業部会を行う予定です。これについて、黄恵康特別代表は、「中国が作業部会の主催を引き受けるのは、中国が気候変動交渉の中で責任を担おうとする証だ。天津での会議は、カンクン大会につながる成果を収めればと期待している」と語りました。(翻訳:イツゴウ)

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