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米、核燃料交換めぐりイランと交渉継続の用意

2010-07-29 13:52:20     cri    

 アメリカ国務省のクローリー報道官は28日、今後数週間以内に、ロシア、中国、イギリス、フランス、ドイツなどと共同で、核燃料の交換をめぐってイランと引き続き交渉する用意があると明らかにしました。

 それによりますと、アメリカは、イランが国際原子力機関(IAEA)に送った核燃料交換に関する書簡のコピーを手に入れ、それに基づいてイランの立場を分析しているということです。クローリー報道官は「イランの核計画に対する国際社会の懸念は、対話によって対処すべきだ。イランの核問題を解決するには、IAEAを通じた協力や、国連安保理常任理事国5カ国とドイツによる交渉メカニズムが適切なものとなる」と述べました。

 イランは、去年10月にIAEAが提案したロシア、フランス経由の核燃料交換案を拒否し、その代わりに今年5月、トルコ、ブラジルとの間で、低濃縮ウランをトルコに搬出し、核燃料と交換することで合意しました。イランはこの合意を認めることを前提にして西側諸国と交渉を再開する用意があるとしていますが、アメリカは、合意を拒否しているということです。(鵬)

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