中国の温家宝首相は28日と29日の2日間にわたり、経済情勢座談会を主宰し、経済専門家と各業界関係者の意見を聴取しました。

　マクロ経済、財政金融、就業、資本市場に関する専門家と、自動車、鋼鉄、造船、紡績、電子、銀行、不動産業界の企業責任者が今回の座談会に参加しました。出席者は、「現在の経済は徐々に回復し、上昇傾向にある。市場が牽引した消費、投資と輸出入が向上している経済情勢の基本となっています。経済成長を促す動力の構成が積極的に変化し、安定と持続性が強くなっている。今年は比較的早い経済成長を保つだろう」との考えを示しました。

　また、座談会の出席者は、今後の経済発展について、具体的な意見を提出しました。（翻訳：オウギ　チェック：吉野）