報告書によりますと、今回の経済衰退は第2次世界大戦後、最も深刻であり、この影響を受けて2009年の世界全体の総生産(GDP)は前年度に比べ2ポイント減少しました。しかし今年の初め、上昇の兆しを現せ、各国が経済の刺激案と金融緩和政策を行ったため、今年の経済成長率は3%まで上り、2011年の成長率は3.1%に達する見通しです。
また、報告書は「世界経済の軟弱な要素は依然として存在している。これらの要因は非金融部門の資金運用と調達が順調に進めていられないこと、ギリシャやポルトガル、スペインなどの財政状況の悪化などを含んでいる」と指摘しました。(万、丹羽)
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