今年1月から5月にかけて、中国とASEAN・東南アジア諸国連合の貿易総額は1118億ドルに達し、去年同期より58％近く増えました。こうして、ASEANは日本を超えて、中国の第3番目の貿易パートナーとなっています。

　中国・ASEAN商務理事会の許寧寧常務秘書長はこのほど、「今年1月1日から、中国・ASEAN自由貿易区が全面的にスタートした。ゼロ関税の実施によって、貿易が大いに促進され、各分野における協力も盛んになっている」と明らかにしました。

　現在、中国・ASEAN自由貿易区の発展と協力では、双方の貿易が持続的に成長し、相互投資が安定した発展をみせ、協力分野が絶えず拡大され、商会と民営企業の相互協力の面で果たす役割が増大しているという4つの特徴を見せています。（Katsu/Kokusei）