新華社通信の報道によりますと、中国―ASEAN自由貿易エリアの発足により、これまでにASEANは日本を抜いて中国にとっては3番目の貿易パートナーとなったことが分かりました。その貿易総額は80%増えて214億8000万ドル（日本円で約1兆9932億円）に上ったということです。

　今年1月1日に正式に発足した中国―ASEAN自由貿易エリアは、19億の人口をもつ世界3番目の自由貿易エリアで、発展途上国の間では最大の自由貿易エリアとなっています。

　ASEANから商品の大量輸入により、1月の統計では、中国の貿易赤字は4億ドル（約360億円）近くに達しましたが、昨年の1月は18億7000万ドル（約1683億円）の黒字だったということです。（翻訳：コオリ・ミン）