イスラエル内閣は17日、ガザ地区に対する封鎖を一部緩和し、国際監視の下、民生用物資の搬入拡大を認めた声明を発表しました。これに対して、パレスチナ側は「イスラエルは封鎖を全面的に解除すべきだ」と指摘しました。
イスラエル政府の声明は「イスラエル政府は、ガザ地区への物資搬入への封鎖を緩和し、多くの民生用物資のガザ地区への搬入を許可すると共に、国際監視の下、民生事業のための物資搬入の拡大を許可する。しかし、ガザ地区への武器搬入を防ぐために、安全検査システムが変わらない」としています。
これに対して、パレスチナのエレカット交渉代表は同じ日、メディアに対して「イスラエルがガザ地区に対する封鎖は地元の150万人の住民に対する集団制裁で、国際法に違反している」と述べた上で、イスラエルのガザ地区への封鎖解除を促すよう国際社会、特にアメリカに呼びかけました。(Katsu/Kokusei)
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