イスラエル軍がガザ地区へ人道救援物資を搬入する国際救援船団を襲撃したことに対応するため、イスラエルのネタニヤフ首相は31日にアメリカ訪問の中止を決定しました。

　これについて、イスラエル首相弁公室は、この日声明を発表し、「ネタニヤフ首相はすでにオバマ大統領との電話会談で、訪問を中止した理由を伝えた。双方はのちほど会談することを決め、中東地域情勢の新たな進展について、引き続き連絡と意思疎通を保っていく」と述べました。

　声明はまた、「ネタニヤフ首相は31日の夜、カナダ首相と会談した後に帰国した」と述べました。

　なお、ネタニヤフ首相は1日にワシントンへ向かい、オバマ大統領と会談する予定となっていました。（翻訳：トウエンカ）