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国際社会、イスラエル軍の攻撃を非難

2010-06-01 14:10:34     cri    

 イスラエル軍艦は5月31日午前、ガザの沿海地区に支援物資を輸送する国際人道救援船団に向け発砲しました。国際社会は強い非難を示しています。国連安保理はこの日午後、緊急会議を開き、この攻撃事件を討議しました。

 国連のパン・ギムン事務総長は声明を発表し、イスラエル軍が救援船団に発砲したことを非難し、事件に対する徹底的な調査を行うよう呼びかけました。また、パレスチナとイスラエルに向けて自制し、各方面との接触を保ち、事態の悪化防止に努めるよう促しました。

 AL・アラブ連盟は声明を発表し、「イスラエル軍のこうした恐喝行為は国際法と人道主義に対する侮蔑だ」と非難しました。

 PNA・パレスチナ民族権力機構、PLO・パレスチナ解放機構、イスラム原理主義組織(ハマス)はいずれもイスラエルを非難しました。パレスチナ自治政府のアッバス議長は、「3日に渡って、パレスチナ国内で犠牲になった国際救援船団の船員を追悼する」と発表しました。

 このほか、トルコやヨルダン、エジプト、スウェーデンなどの国はイスラエル駐在大使を召還することを表明しました。

 また、トルコやレバノン、パレスチナの要求に基づき、安保理は当日午後、緊急会議を開きました。

 中国の楊涛国連代表は、「中国は国連の事件に対する行動を支援する。イスラエルが国際救援船団を襲撃し、死亡者を出したことに驚き、こうした行為を非難する」と述べました。

 アメリカのオバマ大統領は31日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、イスラエル軍による国際人道救援船団を襲撃したことに遺憾の意を示しました。(翻訳:トウエンカ)

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