6月12日は上海万博ジャパンデーです。日本時間の午後12時30分、中国の劉延東国務委員と日本の鳩山由紀夫首相特使は万博センター広場で行われた公式セレモニーに出席しました。
劉延東国務委員は挨拶で、「日本は万博の主要参加国と推進者であり、すでに2回にわたる総合的な万博と3回にわたる専門的な万博を開催している。万博は日本の平和と発展の歴史を証明した。今回の万博では、日本はこれまでの出展史上においてもっとも大規模な作品「紫蚕島」を出展した。「紫蚕島」は生命体と同じように呼吸できる建築物で、日本の伝統的な風格を持ちながら、調和の取れた東洋の観念を体現し、先進的な科学技術へのたえまない追求を表している。また、中日友好の願いを伝えている」と述べました。
劉委員はまた、「中国と日本は一衣帯水の隣国であり、上海と九州は海を隔ててお互いに望んでいる。上海万博の開催準備中に、日本政府と各界は重要な支援を提供し、特に、日本の国会が設立した各党派の議員からなる『上海万博支援議員連盟』は世界では唯一のものだ。日本国民は上海万博に情熱と期待を持ち、来場も盛んだ。上海万博は中日両国の協力強化に重要な契機を提供し、両国人民の相互理解と友情の強化に深い影響を与えていくだろう。中日善隣友好は両国人民の共通の願いである。両国が絶えず戦略的な相互信頼や、人的交流を深め、相互理解、友好、協力の架け橋をかけ続けることで、中日友好事業の素晴らしい未来が切り開かれていくに違いない」と述べました。
これに対し、鳩山特使は、「世界の皆さんの心が集まり、技を競い合いながら、環境問題などの様々な問題に挑戦していくことによって、初めて世界の皆様方の調和の中で問題の解決が見出されると確信している。日本館はまさにその役に立てればという哲学の下で作らせていただいている」と述べました。
ジャパンデーでは一連の祝賀イベントや文芸公演が行われています。(翻訳:トウエンカ)
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