中国外務省の秦剛報道官は8日北京で行われた記者会見で「イランのアフマディー・ネジャード大統領は11日、中国を訪れ、上海万博のイラン・パビリオン・デーに出席する」と発表しました。

　秦報道官によりますと、アフマディー・ネジャード大統領は中国を訪問する間、上海万博関連のイベントにのみ参加します。これは、他の国の指導者が自国の国のパビリオン・デーに参加することと変わらないと述べました。

　イラン核問題について秦報道官は、「イラン核問題で中国は2つルートの戦略を取っている。対話と交渉はこの問題を解決する一番いい方法だ。関連各方面が協力を強化し、イランも国際原子力機関との協力を強化して、これまでの未解決の問題を解決することを希望する」と述べました。（翻訳：任春生　チェッカー：金井）