8日午前、上海万博「黒龍江ウィーク」の開幕式が「宝鋼大舞台」で行われました。5日間にわたって開かれる黒龍江ウィークは「氷」と「雪」をテーマにし、地元色に富んだパフォーマンス、フォーラム、出し物、ライブ、無形文化遺産及び民俗文化の展示などを予定しています。
黒龍江省は中国の東北部に位置しており、林業、農業、観光業などの資源に恵まれています。現在、黒龍江省の緑色食品基地は全国の半分を占めており、260万ヘクタールに達しています。また、稲、大豆、とうもろこしなどの農作物の年産量は全国でトップを占めていることから、「東北の穀倉地帯」とも称されています。
中国の省・区連合館にある黒龍江館は600平方メートルあり、遠くから見れば、巨大な氷の彫刻のように見えます。「透き通った夢のような町」と題するこの彫刻の中に入ると、来場者に氷の世界の魅力を存分に味わってもらうダイナミックな映像とウィンタースポーツの楽しさを伝えるゲームを堪能してもらうことができます。また、黒龍江館の外壁は水晶の樹脂とLEDのライトで色が変化に富んでおり、真夏の万博サイトで「季節外れ」で名をはせています。
なお、黒龍江館は5月の来場者はのべ51万人に達しています。黒龍江省の杜家豪副省長は「上海万博は中国各省・直轄市に、国際協力を拡大し、地域の共同発展を促す上に重要な場を提供した。黒龍江ウィークの開催は、黒龍江と国内その他の省・直轄市及び世界各国との友情、交流と協力を一層推進する」と語りました。(翻訳:Yan、金井)
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