パン・ギムン国連事務総長は10日、IPCC・気候変動に関する政府間パネルのパチャウリ議長と共に、国連本部で記者会見し、IPCCの活動と進捗状況に対して独立審査を行うと発表しました。
パン・ギムン事務総長は、「IPCCは、2007年に発表した気候変動に関する第4次評価報告で、一部にミスがあった。透明性や確実性、客観性を確保し、ミスを最小限に抑えることを確保するため、国連はIPCCの活動と進捗状況に対して、全面的な独立審査を行う」と強調しました。
また、「第4次評価報告にあった地球温暖化に関する主な結論は明確だ。一部ミスは、科学界が気候変動に対する認識を変えることはない。IPCC活動の独特な重要性もこれによって弱まっていない」と述べました。
審査は国際アカデミー理事会が行い、その結果を8月31日までに国連の関連機構に提出します。(朱丹陽)
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