新華社通信によりますと、中国西北部新疆ウイグル自治区は、向こう5年内に1200億元から1500億元(約1兆5000億円から2兆円)を投じて、7万5000キロから8万キロに及ぶ道路を敷設、または改装します。

　今回の道路整備では、新疆の東と西、および天山山脈の南北を結ぶための高速道路が敷設されるほか、国道や国境にある道路の改装、新疆の中心都市ウルムチとその衛星都市・昌吉(チャンチー)を中心とした輸送システムの構築も行われるということです。

　2009年末までの新疆の道路の総延長は15万キロで、高速道路はわずか800キロ余りという状態であり、この数字は全国で後ろから5番目となっています。(鵬)