新疆ウイグル自治区は低所得者の住宅問題を解決するため、このほど60万平方メートル近くの保障性住宅の建設が始まり、1万世帯以上の低所得者家庭に恩恵をもたらします。

　昨年、新疆では、民生への財政投入は950億元近くとなり、財政支出の7割を占めました。就職、社会保障、教育、医療衛生、保障性住宅などの支出はいずれも二桁の伸びを実現したということです。

　また、新疆北部のアルタイ (阿爾泰)地区では、カザフ族の農牧民は地方政府の定住プロジェクトによって遊牧生活と別れをつげ、耐震住宅に引っ越して安定した農牧生活を楽しんでいます。

　新疆ウイグル自治区のヌル・ベクリ(努爾白克力)主席は、「今日の新疆は急ピッチな成長を迎えている。今年はさらに、都市部と農村部住民の生産と生活条件を改善して、民生への投入を拡大していく」と語りました。（05／20　翻訳者：Lin　チェッカー：Kokusei）