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世界初のパンダ野生復帰研究センター、都江堰で着工

2010-05-29 20:36:17     cri    
 新華社通信によりますと、世界初のジャイアントパンダ野生復帰研究センターが29日、四川省の都江堰市で正式に着工しました。

 この研究センターは都江堰市玉堂鎮馬家溝に位置しており、敷地面積は135ヘクタールです。投資資金は1億6千万元で、3年から5年以内での完成を目指すということです。計画では、このセンターは事務関連区、科学研究教育体験区、野外救護検疫区、野生復帰飼養繁殖区、半自然状態下の野生復帰移行試験区、自然状態下の野生復帰移行試験区の6つのエリアからなっており、ジャイアントパンダの完全な野生復帰の研究を目指します。

 なお、センターは完成後、成都にあるジャイアントパンダ繁殖基地から数回に分けて40頭から50頭のジャイアントパンダをここに移して、実験的な研究を始めます。このプロセスにおいて、専門家たちはジャイアントパンダの野生復帰に関する科学研究の資料を全面的に集め、最終的にジャイアントパンダの野生復帰に科学的な根拠を提供していくということです。(翻訳:Yan、吉野)

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