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中国メディア、国家防災デーに注目

2010-05-12 14:56:59     cri    
 5月12日は中国の国家防災デーであり、四川大地震2周年の記念日でもあります。この日、中国メディアはこれに注目しています。

 2年前の5月12日に発生した四川大地震では、8万人が犠牲となりました。今年の玉樹地震ではまた2000余りが死亡しました。そして、南方では干ばつと豪雨に見舞われ、人々の生命と財産が奪われています。これらの自然災害で人類の対応能力が試されています。

 これについて新華社は論評を発表し、「長期にわたり、中国の各災害対策部門は独自の対策システムを確立し、それぞれが行動し、統一した協調、意志の疎通と共同行動に欠けるため、多くの弊害をもたらした。そして、対策に力を入れず、また、資金を集めるルートを単一にしたため災害の防止と対策に大きな影響を与えた」と述べています。

 今年の防災デーのテーマは「災害防止は社会コミュニティから」です。「北京青年報」はこれについて論評を発表し、「防災デーの設置は社会全体の災害防止対策意識の強化にプラスとなり、それに関する知識や避難方法、自らの救助技能の普及、各クラスの総合的な災害対策能力の向上にもプラスとなる」と述べています。

 しかし、地球の温暖化や災害防止対策への必要が日増しに増えているため、都市と農村部では人々の総合的な災害防止対策能力の強化がまだ厳しい課題となっています。(翻訳:トウエンカ)

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