中国と日本が金融危機以降の経済の戦略的互恵関係を話し合う第30回中日経済知識交流会が28日、中国の重慶で開かれました。
中日経済知識交流会は、両国首脳の合意によって1981年に始まった対話メカニズムで、年1回の全体会議は両国で順に開かれています。今年の会議には、中国の温家宝首相と日本の鳩山由紀夫首相から祝賀のメッセージが寄せられました。
中国側代表の張玉台氏は「引き続き景気回復の基礎を固め、経済の安定を脅かすあらゆる要素を取り除くと同時に、2国間の経済協力や地域経済の一体化を推し進め、世界経済の改革でさらに重要な役目を果たすことが必要だ」と述べました。
日本側代表の福川伸次氏は「日中両国は、世界経済の新たな秩序の構築に寄与する能力がある。今回の会議により、両国関係がいっそう深まることを期待する」と語りました。(鵬)
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