中国の習近平副主席は9日、海南省でボアオ・アジア・フォーラムに出席するラオスのチュンマリー国家主席兼党書記長、アフガニスタンのモハマド・カリム・ハリリ第2副大統領、東ティモールのジョゼ・ルイス・グテレス副首相と会談しました。

　チュンマリー国家主席と会談した際、習副主席は「2011年は両国国交樹立50周年に当たる。双方はこれをきっかけにし、政治上の相互信頼を強め、文化的な交流と往来を拡大し、国民間の友好関係を深めるべきだ」と述べました。

　ハリリ副大統領と会談した際、習副主席は「中国は核心的な問題に対する支持に感謝する。中国はアフガニスタンの和平再建を重視し参与する。アフガニスタンと共に、両国関係の発展に力を入れたい」と述べました。

　また、グテレス副首相と会談した際、習副主席は「中国は両国関係を依然として重視し、『一つの中国』政策を堅持している東ティモールを高く評価する。中国は東ティモールと共に、各分野での協力を拡大し、善隣友好関係を新たな段階に引き上げていく」と述べました。

　この3ヵ国は、中国からの支援を感謝すると共に、中国との協力と交流を拡大していくことを表明しました。（万、吉野）