中国共産党中央政治局常務委員の習近平国家副主席は1日、北京で初回の中米政党間ハイレベル対話に参加したアメリカの民主党と共和党からなる両党代表団と会見しました。

　席上、習近平副主席は、初回の中米政党間ハイレベル対話の開催に祝意を表した上で、「中国共産党はアメリカの両党との交流を重視し、独立自主、完全平等、相互尊重、国内事務への相互不干渉を原則として、接触と対話を強化し、相互理解と信頼を強化していきたい。政党間の交流が、21世紀における両国の協力的全面関係を築く上での重要な絆と原動力となるよう期待する」と述べました。

　習近平副主席はまた「中米両国の政府、政党と政治家は歴史の経験をまとめ、当面のチャンスを逃さず、視野を広げ、時代と共に前進する姿勢で相互の関係を処理し、困難を克服し、障害を乗り越え、中米関係の長期的で健全かつ安定した発展を推進し、両国の国民及び世界の人々に幸福をもたらすよう願っている」と述べました。

　アメリカ両党代表団のオルブライト団長は「米中関係は最も重要な二国間関係の一つであり、両国の政党間の交流と対話は極めて重要だ。われわれは政党間交流のメカニズム化を通じて、両国国民間の相互理解を深め、両国の共同の利益と実務的な協力を拡大するためにより大きな役割を果たしていきたい」と述べました。（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）