タイ政府が28日、UDD・反独裁民主同盟と行われた会談は、実質的な成果を収めることができなかったから、双方は29日午後5時から二回目の会談を行うことで合意しました。
会談は現地時間の午後4時30分から、バンコク北部の国家人権委員会で約3時間にわたって行われました。アピシット首相とコプサック首相秘書官長ら3人とUDD代表3人が参加しました。
アピシット首相は会談中、UDDが法律の枠組み内で反政府デモを行ったことに対し、感謝の意を表した上で「双方は対立の敵対関係ではなく、ただ政治上意見の食い違いがあるだけだ」と強調しました。UDDが議会下院の解散をあらためて求めたのに対し、アピシット首相は「これでは、現在の政治上の苦境を根本的に解決する方法ではない」と述べました。
アピシット首相はさらに、「私は首相としてこれに参加した。今私は、ある党派の利益を代表するのではなく、UDDを含むタイ人民の利益を代表して会談に参加した」という考えを表明しました。(万、国清)
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