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タイ、政治問題と水不足問題に直面

2010-03-24 17:10:10     cri    
 タイのタクシン元首相派支持団体のUDD・反独裁民主統一戦線が主導するデモ行進が首都・バンコクで続き、政府とUDDとの交渉の兆しを見せていないため、タイの政治情勢は依然として緊迫していると見られています。現在、タイのメディアは閣僚会議と議会が現状の膠着状態を打開するため、最善の策を提出することに注目しています。

 昨日、タイの閣僚会議はUDDの支持者に包囲されている首相官邸ではなく、保健省で開催されました。会場変更の知らせは事前に発表されましたが、UDDによる開催阻止行動はありませんでした。

 また、タイ国家観光局設立50周年イベントも昨日開催され、閣僚会議の安全を確保するため、警察当局は多くの街道を封鎖しました。アピシット首相は当初このイベントに出席する予定でしたが、UDDによる抗議活動を避けるため、出席しませんでした。アピシット首相の替りにチュムポン観光スポーツ相がイベントで挨拶し、「タイ政府は世界各国人民のタイ観光業への信頼を確保するため、全力を尽くす」との考えを示しました。政治情勢の不安定が観光業にもたらした影響は最も深刻です。

 また、中国の雲南省と広西チワン族自治区と同じように、インドシナ半島も深刻な大干ばつに見舞われています。メコン河の降水量が不足しているため、水運作業が中断され、流域沿岸のタイ、ベトナムなど主要な米輸出国の産出量も減少しています。

 来月の初め、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジアなどメコン川流域の国家は中国とミャンマーがタイで第1回メコン川サミットを催し、水不足問題をめぐって討議を行う予定です。(翻訳:huangjing)

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