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タイ首相「安定のためなら権力放棄も」

2010-03-21 15:40:33     cri    

 タイの首都バンコクでタクシン元首相の支持団体「反独裁民主統一戦線(UDD)」が下院解散と総選挙を求める集会を続けていることを受け、タイのアピシット首相は20日夜、「国の安定のためなら権力を放棄する用意もある」と述べました。

 アピシット首相はテレビ局の取材に対し、「私は権力をむさぼるものではない。下院を解散することによって国の安定が実現するなら、権力の放棄もやぶさかではない」と述べました。また、いかなる政党であっても自由に総選挙に立候補できることなどを条件として、年内に下院を解散し、総選挙を実施する可能性を示しました。

 その上で、政府高官とUDDの幹部が22日に直接対話することを明らかにしました。

 これに対して、UDDの指導者は、アピシット首相本人でないと対話に応じない姿勢を示しています。(鵬)

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