アメリカのワシントンを訪れた崔天凱外務次官は22日と23日、ジョーンズ国家安全保障担当大統領補佐官、スタインバーグ国務副長官らと会談しました。

　崔天凱外務次官は、中米関係や台湾問題、チベット問題に対する中国の立場を語り、互いに核心的利益と重要な関心事を尊重することは両国関係の健全な発展を確保するキーポイントだと指摘しました。また、崔外務次官は、「アメリカと中国は、両国首脳が確認しあった共通認識に基づき、三つのコミュニケーと『中米共同声明』を基礎に、両国関係が全面的な協力に向けて発展するのを推し進めていくことを期待している」と語りました。

　アメリカの高官は、「アメリカは、一つの中国という政策を堅持し、台湾問題やチベット問題における中国の立場を重視している。アメリカは、中国と共に交流や協力を強め、敏感な問題を慎重に処理し、両国関係の持続的かつ安定した発展を推し進めたい」と語りました。（翻訳：李軼豪）