タイの首都・バンコクで大規模な反政府デモ行進を行っている反独裁民主戦線（UDD）は18日、政府との妥協を拒否しました。

　反独裁民主戦線の指導者チャトゥポン氏は当日、アピシット首相の要求を拒否し、「アピシット首相が反独裁民主戦線が提出した「議会解散、総選挙実施」という要求を受け入れ、首相本人が交渉に出席しない限り、反独裁民主戦線は交渉に参加することはできない」とした上で、反独裁民主戦線は20日に、大規模な反政府集会を開催することを明らかにしました。

　一方、アピシット首相は「反独裁民主戦線のデモ行進が平和で、合法的であれば、政府は法律の範囲内で対話を行いたい」との考えを示しました。（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）