タイの反独裁民主戦線(ＵＤＤ)は19日首都バンコクで、政府と交渉する提案に同意し、政府側も更なる誠意を示すよう呼びかけました。

　これはＵＤＤの指導者プロムパン氏（Jatuporn Prompan）が19日の集会で述べたものです。ＵＤＤは政府と交渉する提案を受け入れたものの、「条件として議会の解散を交渉の主な議題にする」と主張しています。

　また、ＵＤＤのもう１人の指導者であるサイクア氏（Natthawut　Saikua）は18日、「政府との交渉は公開されるべきで、公正さと透明性を示すため、マスコミによる生中継をすべきだ」と表明しました。

　タイのアピシット・ウェチャチワ首相は18日午前、「デモが法律の許容範囲内で行われれば、政府はＵＤＤと対話する用意がある」と語りました。（０３/１９　翻訳者：Lin　チェッカー：金井）