アメリカのオバマ大統領は11日、行政命令に署名し、輸出の拡大を目指す「輸出促進閣僚会議（Export Promotion Cabinet:EPC）の創設を承認しました。

　「輸出促進閣僚会議」は、アメリカの国務省や財政省、商務省、農業省、通商代表部(ＵＳＴＲ)の代表などで組織され、半年内に輸出促進計画を大統領に提出します。この計画はまとめられた後、「国家輸出計画」戦略として公表されます。

　オバマ大統領は当日、アメリカ輸出入銀行の年次総会で演説した際、「一連の包括的な政策を講じて、輸出を促進し、向こう5年間で輸出を倍増させ、200万人の雇用を増やす目標を達成する」という方針を打ち出しました。また、オバマ大統領は「大統領輸出評議会」の再開を発表し、輸出促進に関する戦略強化を示しています。（翻訳：ZHL）