アラブ連盟外相会議はこのほどパレスチナとイスラエル間の間接的な交渉開始を支持すると決定しました。これに対して、イスラエル政府は3日、歓迎の意を示しました。

　イスラエルのレゲブ報道官は「イスラエルは、アラブ連盟外相会議の支持決定を歓迎する。長い間、イスラエルは交渉再開をパレスチナに呼びかけてきた」と強調しました。

　アラブ連盟外相会議は3日、カイロで声明を発表し、「イスラエルの誠意は疑っているが、アラブ連盟はパレスチナとイスラエルが４カ月間の間接的交渉を行うことを支持している。また、間接交渉はそのまま直接交渉に移行すべきではない。直接交渉を再会する前に、イスラエルはいかなる形の入植地建設も中止しなければならない」と強調しました。

　一方、パレスチナ自治政府のアッバス議長はこの決定を受け入れると表明しました。（Katsu/村田）