ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官は19日、「アメリカが東ヨーロッパに配置するミサイル防衛システムは、ロシアとアメリカの戦略兵器削減条約に関する交渉に影響を及ぼす」と指摘しました。
リャブコフ外務次官は「攻撃的兵器と防衛的兵器との繋がりを認めなければ、新たな核軍縮条約はあり得ない。アメリカとその東ヨーロッパのパートナーによるミサイル防衛分野における措置はロシアにとって重要な関わりがある。ロシアはこれに注目し、真剣に分析していく」と強調しました。
リャブコフ外務次官はまた「新たな核軍縮条約の承認についてロシアの一部議員はすでに疑いを持っている」と述べました。(Katsu)
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