クローリー米国務省報道官は29日、アフガニスタンのカルザイ大統領が提出したタリバンメンバーのアフガン主流社会復帰支援に関する和解案を支持するとの米政府の姿勢を示しました。

　クローリー報道官は、この和解案が米政府の提案したアフガン政府機能強化に関する戦略と合致するものだとして、他の同盟国及びアフガン政府と共に軍事行動を行うと同時に、この和解案の政治プロセスを推進していく考えを示しました。

　さらに、クローリー報道官は「あらゆる和解実現を希望し、将来のアフガンで建設的な役割を果たそうとする人が憲法を受け入れ、暴力を放棄すると共に『アルカイダ』など過激派組織と関係を絶つことが政治プロセスを推進する決定的な要素だ」と述べました。（翻訳：ヒガシ）