中国外務省の馬朝旭報道官は28日の定例記者会見で、「中国はアメリカと幅広い分野で協力をしたい」と語りました。

　アメリカのオバマ大統領は一般教書演説で、中国が交通運輸やグリーンエネルギー産業をはじめ迅速な経済成長を遂げたと語りました。これをめぐり、中国外務省の定例記者会見で、中国の経済成長がアメリカに脅威をもたらすか、という質問が出ました。これに対して、馬朝旭報道官は「アメリカは世界に影響を持つ国だ。中国はアメリカの政策が世界の平和、安定、発展にプラスとなるよう期待している。オバマ大統領の一般教書演説の中で中国への言及に気がついたが、アメリカと幅広い分野で協力を繰り広げたい」と述べました。（翻訳：李軼豪）