中国の王岐山副首相は1日北京で、アメリカ大統領特別代表のガイトナー財務長官と会談しました。

　王岐山副首相は、「胡錦涛国家主席とオバマ大統領の提唱による中米戦略経済対話メカニズムは、新たな時期の中米関係を進める上での快挙だ。中国はアメリカとともに努力し、両国首脳の重要な共通認識を実行し、21世紀の全面的な中米関係の発展に貢献していきたい」と述べました。

　ガイトナー財務長官は、「アメリカは中国とともに努力し、平等互恵と協力の精神に基づいて、中米戦略経済対話を成功させ、両国間の複雑な経済問題に適切な対処をする。また、ともに全世界の景気回復と持続可能な発展を促進し、国際金融システムの改革を推進していきたい」と語りました。（翻訳：洋　チェック：安藤）