朝鮮半島の核問題を巡る6カ国協議で韓国の主席代表を務める魏聖洛（ウィ・ソンラク）朝鮮半島平和交渉本部長はソウルで21日、「平和協定を討議するには、非核化が進展を遂げることを前提とすべきだ。また、この前提の下でしか、朝鮮への制裁解除を考慮しない」と強調しました。

　魏聖洛本部長は23日、4日間のアメリカ訪問を終え、帰国後に国内のメディアのインタビューに答えた際、「非核化と平和協定についての話し合いは同時に行ってもよいが、非核化が進展を遂げることがその前提だ。6カ国協議の早期再開に期待しているものの、慎重な見解を持っている」と述べました。（藍、吉野）