20日午前に終了する予定であった韓国と朝鮮の海外調査チームによる評価会議は、今後のケソン(開城)工業団地の開発における優先テーマについての交渉が難航したため、その日の夜11時まで続きました。
韓国統一省筋は、「双方は、次回会議の期日や優先テーマについて最終段階の調整を行っているが、韓国側としては、当面の急務は、通関手続きの簡素化、通信、それに韓国国民の安全確保などの解決であると主張する。もし、朝鮮がこれら問題で韓国側の提案を受け入れれば、韓国側は、団地内の通勤道路の敷設を速めていくつもりだ。一方、朝鮮側は、朝鮮人従業員の賃金アップを優先テーマにするべきだと主張したことから、会議は難航した」としています。
会議ではまた、去年12月、中国とベトナムの工業団地に対する調査結果についても評価を行いました。(朱丹陽)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |