国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、ハイチ政府は22日午後4時をもって、生存者の捜索や救出作業を終了すると宣言しました。これまでに、外国の捜索隊により、合わせて132人が救出されました。

　国連によると、これまでに外国から67の捜索隊の1918人と捜索犬160頭が、ハイチの首都ポルトープランスや南部で生存者の捜索や救出に当たっていました。地震発生からおよそ10日間で、132人を救出したということです。

　ハイチ政府は今後、被災者、特に家を失った人への支援に重点を移す方針です。

　なお、22日、新たに2人の生存者が救出されました。(鵬)