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<ハイチ地震>中国、緊急救助能力が日増しに向上

2010-01-15 17:02:51     cri    





















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 中国から遥か中米地区にあるハイチで地震が発生したことを受け、中国の国際救援隊は、地震発生の翌日、ハイチに到着し直ちに救助活動に入りました。これは、中国の緊急救助能力が日増しに向上してきたことの現れでしょう。

 現地時間の12日午後、ハイチではマグニチュード7.3の地震が発生しました。これを受けて北京時間の14日午後、中国の国際救援隊の一行68人はチャーター機でハイチの首都ポルトープランスに到着した後、国連の協調の下に、救助活動に入り、一部の隊員は直ちに震災に向かいました。

 中国地震応急捜索センターの責任者曲国勝氏は、中国国際放送局の記者のインタビューに答え、これまで10数年間に中国の緊急救助能力が日に日に高まってきたとした後「中国は2001年に中国国際救援隊を設置した。2003年には中国地震局に震災応急救助部門が設けられた。2004年には中国地震応急捜索センターができており、その後、全国の27の省と直轄市で、それ相応のレベルに達する救援チームが発足した。そして2008年の四川ブン川大地震の際に中国の救助システムは大きく整備された。中国の『防災・災害減少法』では、消防隊やその他の人員を中心に地震などの災害の救助に充てる事が定められています。2009年の11月中旬、中国国際救援隊は、国連の関係部門からの評定を受け、世界で12番目の高い救助能力をもつチームとなった。これはアジアでは2番目だ」と話しています。

 ここでいう高い救助能力をもつチームとは倒壊した建物、特に倒壊したコンクリート建築物など救助の難度が高い捜索と優れた救助能力をもつチームのことです。このチームは災害発生後の48時間内に被災地に到着しなければなりません。また、二ヶ所の被災現場で24時間体制で10日間連続で救助活動を行う能力がなくてはならず、その上国連と地元政府に協力し、コミュニケーションを保つことが要求されています。

 中国は、災害が多発する国です。中国は、4レベルの地震応急救助制度を確立しましたが、これは地震の強度、震災地の人口数、死亡者数によって、国、省、市と県の4つのレベルが分けられます。この体制は、中国の「緊急事件対応法」といつにも明記されました。

 ところで、中国の国際救援隊は、災害情報の迅速に入手する能力はかなり高いのですがこれについて、曲国勝氏は「ハイチ地震に関する情報をキャッチし、30分以内にこの地震にで多くの死傷者が出ると判断した。この結果を中国地震局に報告している。中国は、海外と国内で災害が発生した後、その情報キャッチ、救助装備の準備などを素早く行う。今回、救援隊がいち早くハイチに向かえたのも、迅速に反応したおかげだ」と話していました。

 今回、ハイチで救援活動を展開している救援隊は、捜索と救助、医療救助と物資供給などに携わり、生命探索機械などの設備、救援物資20トン、それに救助犬3匹をハイチに送っています。

 ここ数年、中国国際救援隊は、アルジェリア、イランでの地震、インド洋での地震と津波、パキスタン地震などの震災地で救助活動を行ってきました。国連の関係者は、「中国の国際救援隊は、国際的な捜索救助分野では重要なメンバーとなっている」と語っています。

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