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<ハイチ地震>中国が緊急支援

2010-01-14 14:15:46     cri    





















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 カリブ海の島国ハイチで現地時間の12日午後、マグニチュード7.3の地震が起きました。このため、多くの建物が倒壊し、多数の死傷者が出ていますが、そのうち、国連のPKO・平和維持活動のため現地に派遣されている中国の暴動防止部隊の8人が建物の下に取り残されたままになっています。現地にいる中国のPKO部隊は救援活動にあたっており、また北京から出発した中国国際救援隊はハイチに到着しました。

 中国国際救援隊は8年前に設立されたもので、2008年、四川大地震の救援活動に参加しました。今回、ハイチへの救援は設立以来、最も遠い海外派遣となりました。今回は地震の専門家や捜索、医療関係者を含め隊員60人余りを派遣したほか、捜索犬や医療設備、薬品、生存者探査装置を含む救助設備、食料、水およびテントなども現地に運び込みました。救援隊の侯世科副隊長によると、現地では主に救急救命や重症患者の救助にあたるということです。侯副隊長は次のように話します。

 「隊員は男性11人、女性4人でみんなベテランだ。中でも、医療救助に当たる隊員はほとんどが救急救命や外科の専門家だ。まず生存者を救助する。基本的には患者を地元の病院に運んで救助するつもりだが、重症患者ならその場で処置する」

 ハイチには中国のPKO部隊120人余りが活動しているほか、中国企業の職員や華僑たちも住んでいます。中国のPKO隊員8人が倒壊した建物の下に取り残されていることを受けて、中国政府は救助を急ぐとともに、中国人の被害がほかにないかを確認しており、さらに、ハイチに人道支援を行うことにしています。また、中国の赤十字も現金100万ドル(約9000万円)を支援すると発表しました。

 中国国際放送局が現地に派遣した記者によると、現地では今もなお余震が続いており、中国のPKO部隊の約50人が救援活動に当たっているということです。現地の状況について国宇翔記者の報告です。

 「地震の発生からおよそ1日が経ったが、これまでに中国のPKO部隊はいくつかのグループに分かれ、救援活動にあたっている。そのほかのPKO隊員や現地駐在の中国企業の職員たちはPKO部隊のテントに避難している。避難する人にはマスクや手袋などを配って、伝染病の予防対策をとっている」

 また、中国国際救援隊が到着し、すぐ作業を始められるように、中国のPKO部隊は準備をしてきました。これについて中国国際放送局の国宇翔記者の話です。

 「ハイチの政府機関はほぼマヒ状態になっているので、どうやって救援活動を順調に行なうか、現地でいろいろ調整をしている。また、ハイチの空港では、滑走路は問題ないが管制塔が倒壊しているので、中国の救援隊が乗る飛行機の着陸の安全も確保しなければならない。さらに、電力などのインフラが寸断されていることで通信も難しくなっている。この問題は、現地の中国PKO部隊の通信設備でカバーするだろう」(翻訳:鵬)

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