朝鮮の首都ピョンヤン市にある総合市場の前に29日、人民保安省が発布した政府公告が貼られました。その内容は、来年1月1日から外貨の流通を全面的に禁止するということです。
この規定は国家機関、企業、社会団体(軍体と特殊機関を含む)個人および外国人に適用されます。規定が発効されれば、朝鮮人が商店、レストランなどで、米ドルやユーロなどの外貨による買い物や支払いができなくなります。外国人が持つ外貨も朝鮮の通貨と両替しなければなりません。
この規定によりますと、各事業体に必要な外貨は国の計画に基づき確保されています。関連銀行には、外貨と朝鮮通貨の兌換システムを構築することが求められるとしています。
なお、この規定は経済管理分野の措置としては、11月30日の新通貨の発行に続くものです。現在のところ、新しい為替レートは出されていません。(翻訳:ヒガシ)
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