中国国家発展改革委員会の責任者は14日北京で、「中国では、食糧市場の供給が保障されており、国内の食糧価格は持続的かつ大幅に上昇することはない」と語りました。
11月、中国の食糧価格は小幅な上昇を見せました。これについて、この責任者は、「中国の食糧は6年連続して豊作を実現し、充実な在庫がある。いま、国有食糧企業の食糧在庫は2250億キロを超え、在庫と消費の比例は40%以上となり、国際基準の17%-18%の安全ラインを大きく上回っている。このような状況の下で、食糧価格が緩やかに上昇することは農民の利益保護に有利だ」と語りました。
この責任者はさらに、「食糧価格は農民の利益と密接に関わる一方、消費者の負担能力にもつながっている。政府が食糧市場をコントロールする目的は、市場価格の安定した上昇を通じて、農民の食糧栽培の積極性を促し、住民の生活や全体の物価レベルに大きな影響を与えず、一部地区の食糧市場の異常変動を抑制することにある」と語りました。(12/14 翻訳者:Lin チェッカー:畠山)
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