世界銀行はコペンハーゲンで8日に報告書を発表し「炭素融資がすでに世界の炭素市場の基礎となっているが、資金の規模や、効率の評価などがまだ不十分である」と明らかにしました。
『京都議定書』が定めたグリーン開発と共同実施のメカニズムを実行にするため、世界銀行は炭素融資のプロジェクトを実施し、炭素基金を設立しました。これによって、先進国の企業が発展途上国あるいはほかの先進国の温室効果ガスの削減割当てを売買することができます。2000年からの融資総額は、25億ドル(2250億円)を超えています。
世界銀行の報告書は「炭素融資が数十億ドルの資金を提供し、これらの資金が発展途上国の重要な融資基金となっている」としたものの、「融資の規模と財源には更なる拡大が必要だ。一部分のプロジェクトの効率が低く評価されたことは、効力発揮の最大な支障となっている」としました。(翻訳:李軼豪)
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