国連のパン・ギムン事務総長は19日、金融危機で経済が落ち込む中、貧困層や社会的弱者が生活を送れるよう、発展途上国に対する援助を増やすべきだと先進国に呼びかけました。
パン・ギムン事務総長はこの日、ニューヨークの国連本部で、「世界的な経済の落ち込みを約束破棄の口実にしてはならない。かえって、先進国は質と量を保証しながら、発展途上国への援助を増やすべきだ。そうしなければ、国際社会が足並みを揃え、経済の回復を共に促すことができない」と述べました。
また、パン事務総長は、「経済回復はグリーン経済の発展によって実現するべきだ。まもなくデンマークの首都コペンハーゲンで開かれる国連気候変動会議はグリーン経済の成長を推進する原動力となることができる」と述べました。その上で、グリーン経済への投資の増加や、環境保護の下で経済の回復と持続可能な成長を実現させることを呼びかけました。(翻訳:玉華)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |