国連のパンギムン事務総長はローマで16日、「世界の食糧安全を確保するため、各国は年末にデンマークのコペンハーゲンで開かれる国連気候変動枠組条約会議で協定を結ぶ必要がある」と語りました。
パンギムン事務総長は世界食糧安全サミットで、「食糧の安全性と気候変動は緊密に関わっており、気候が安全でなければ食糧の安全は確保できない。そのため、来月コペンハーゲンで開かれる気候変動会議で一致しなければならず、拘束力のある温室効果ガス削減条約を締結しなければならない」と述べました。
さらに、FAO・国連食糧農業機関は、「世界の平均温度が2度上がると、アフリカ、アジアとラテンアメリカの潜在農業生産量は2割から4割下落する恐れがある」と述べました。(11/17 翻訳者:Lin チェッカー:村田)
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